起業したのは20代の中盤 僕は芸術を諦めて 経営の世界に飛び込んだ
そしたらそこは、芸術以上の芸術の世界 ひとりで描くのは孤独だけれど
ビジネスの世界はカラフルで 刺激に満ちて 音楽も高らかに鳴り響いてた

僕は自分をアーチストではなく デザイナーに例えた
デザインしましょう自分の人生 ビジネスはクリエイティブな人生デザイン!
仕事はグラウンドデザインと銘打って 自己実現を目指した
アーチストは 勝手気ままに描くけど
デザイナーは ちゃんと対象を読み取ってクリエイトするのだからってね

30代になり 僕は自分を編集者に例えた
やはり人生は編集作業 20代の発想や 怖いもの知らずの行動に加えて
人間関係を丁寧に編み込むこと 発想よりも文脈を読むこと
判断基準や 価値判断を磨くこと 社会的基盤を築くこと。。。

多才だと言われて 有頂天にはならなかったけれど
柔軟だと言われて なんにでも手をだした訳じゃないけど

知らないあいだに 僕は僕のこころに 冷たい批評家を育てていたらしい
そいつが囁くようになってから そいつの声を聞くようになってから
僕はすべてが借り物で 僕自身なんか居ないんじゃないかと 感じ始めた
「おい そんなことやってていいのか?」「おい 何のためにやってんの?」
「おいおい お前のオリジナリティーは?」

そいつとの 対話を振り切って仕事に向かえば
そこには皆が知っている いつもの僕がいる
だけど 誰も 僕の中の批評家を知らない。。。

気がついてみたら 世の中はグレーゾーン 何重もの灰色の層
「時間」と「経済」という鏝を持った連中に
僕も塗り込められてしまいそう!

ある日 僕の部屋に 1台のタイプライターが届いた
送り主は 大学時代のライバル あいつはビジネスを嫌って
一流のアーチストを目指すと言って イタリアに飛び出して行ったっけ

 ・・・拝啓 お前へ いやお前の中の俺へ
 笑ってくれ 人生数十年もやってると
 起業したお前をバカにして 海外に飛び出した俺の
 「芸術」は全部 テンプレートだぜ
 斬新だ 切り口がいい 新しい個性!
 コンピューターを駆使して 切り拓いていった世界が
 気がついたら 自分で作った テンプレートの倉庫
 無意識と意識が出会い 生命力の宝庫から流れ出たはずの世界が
 コピーのコラージュ 究極の金太郎飴だった
 全部 全部 捨て去って 壊してしまって 出直したくなった

 ガールフレンドが贈ってくれた
 タイプライターの音で気がついたんだ
 1行書き終わるとチン というあの音さ
 おい お前も俺も 生きて来た世界は違うけど
 いままで紙の表面にしか 書き込んでこなかったんじゃないか?
 真っ白い裏を残したまま つぎつぎ新しい紙を使ってさ
 紙って 比喩でいってるんだぜ ディスクだって 他のメディアだって
 お前の世界の 膨大な書類だっておんなじさ
 コピー用紙の裏紙を使うっていう話じゃないぜ
 裏に 本当の物語をかくのさ
 お前は 書くかな 俺は描くだ   敬具・・・

僕はいま僕の中に 新作の作家を住まわせている
シナリオライターにしようか 演出家にしようか 詩人にしようかとも考えたんだ
だけど どうやら僕の作家は 表に書き綴ってきた膨大な散文を
ひとつの物語りに しようとしているらしい
歴史小説か ミステリーか オムニバスの短編集か ファンタジーか
それはまだよくわからないのだけれど 壮大なオデッセイなんか 書けたらいいな
さあ書き始めよう タイトルは「起業」七転び八起きの「起きるわざ」

元気のでる詩
その1:子犬
そういえば子供だったころ 夕焼けはボクのコーチだった 「大丈夫。あしたも晴れるよ」ボクは遠足の用意をしたり 運動会の用意をして眠った そういえば ボクは子犬のコーチをした じっと観ていると そいつのしたい事がわかったし やつにも ボクの...
その2:笑顔
気が強かったわ 子供の頃から 負けるのはきらい 一番じゃなきゃいや だけどそのかわり 積極的になんでもやった 泣き虫ユキちゃんの背中から 毛虫も どけてあげたし ジャングルジムに登って 降りられない タクちゃんを 助けにもいったもの...
その3:起業
起業したのは20代の中盤 僕は芸術を諦めて 経営の世界に飛び込んだ そしたらそこは、芸術以上の芸術の世界 ひとりで描くのは孤独だけれど ビジネスの世界はカラフルで 刺激に満ちて 音楽も高らかに鳴り響いてた 僕は自分をアーチストではなく...
その4:天使のキス
生まれたばかりの 赤ちゃんがね すやすやと眠りながら にっこりと微笑む時って 天使がキスを しているんだって 星の王子さまのことばじゃないけど「ほんとうに大切なものは 目に見えないんだね」ってこと 大きくなっても 忘れないための 贈り物...

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