いつ 何を どうするか


いつ 何を どうするかサードアンサーコーチングの椎原 澄です

実際にあったことです 1990年代のこと
ある2世代が 暮らしている家がありました
息子夫妻とその子どもたち 息子の両親が暮らしていました
20年と少し 特に大きな揉め事もなく暮らしてきたのですが
末の子どもが大学に入ったのを期に 息子の奥さんが
介護の勉強を はじめました

「それはいいことね」 義理の母もそう言って
自分の友人に 「⚪︎⚪︎ちゃんがね 今度介護の勉強を始めたのよ」
義母もその友人も「あら ご両親の老後に備えてかしら 偉いわね」と
なんとなく 思っていたのだそうです

息子の奥さんは 勉強熱心で実務にもつき 
ケアマネの資格まで とるようになりました

ところが…
あなたはご存知でしたか?
もしも高齢者に介護が必要になって 介護保険を使用する場合
「家族が同居」していることで 受けられるサービス内容が変わります

「自分の時間」がどんどんなくなる という意味です

つまり 息子の奥さんは 義母たちに介護が必要になった場合には
「同居の家族」とみなされて 介護保険が使える範囲が変わるのです
それに ケアマネとして 采配を振るうこともできません

それに…
息子の奥さんが ケアマネの資格までとって 
仕事をするようになったのは
実は 離婚話が進んでいて 自立・自活のためだったのです
結局 息子とその奥さんは円満に別れ 奥さんは自立しました

ご両親も 息子もその奥さんも お互いに思いやりのあるいい人 です
この話のどこが あなたは気になりますか?

制度がおかしい?
一緒に暮らしてて お互いを知らなすぎる?

では もうひとつ 似たようなお話です
あるキャリアウーマン 実家を離れてずっと生活していましたが
40代になってある日 プライベートなことと仕事のことも重なって
自分の将来を見直していた その時期に
実家の父が倒れたと 母親から連絡がありました

それから半年 足繁く実家にも通い
今まで自分のことのみで忙しかった自分を反省し
母の不安そうな様子や 昔とは様変わりしてしまった父をみて
「仕事を辞めて同居する」と 決めたのです

そして住民票も移して 実家に戻ったのち
昔の友人に出会って 懐かしく話をし 
実家に戻ってきた事情などを話すと。。。

「あらあなた 住民票も実家に移してしまった?」と友人
「あのね 別居の形にすればよかったのに」というのです
上記の理由と同じ 同居する家族がいると 
介護保険の適用が変わるからです
「でもこれも 私が体験してみてわかったことなの」

高齢者との別居の勧めではありません
そして「制度」は猫の目のように 変わります

制度のことのみならず 介護の問題のみならず
これだけ情報が発達しているように見えながら

「どういう時に」「どこに必要な情報」が あるのかを
まだまだ 知らないケースが 多いと思います

特に「誰にでも高齢期と死は訪れる」のに なんとなく先送り
その時になって 様々な不整備や 不具合 
できることとできないことに 翻弄されないようにできないか

親の介護をすることになったとき
まっさきにすべきことは なんですか?
これにさっと答えられるかたも まだ少ないです

母を看取ってから約2年 社会を改めて見回しながら 考えてきて
今回 一般社団法人を立ちあげることになった
私の 小さな背景のひとつです 
大きな背景も いろいろあります(^^)

560210 

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