死生学とエンディングセラピー


死生学とエンディングセラピー 

死に関する量的調査

 

エンディングセラピー講師の椎原 澄です
昨日20日の日曜日は
東大《医療・介護従事者のための死生学》春季セミナーに行ってきました
参加者証を見たら 2009年から通っているので 今年は5年目に入ります
あ 父が亡くなる1年前から 通っていたんだ と気がつきました

昨日は 終日のセミナーでしたが
普段は月に1回 18:30〜20:30 様々なテーマで行われます
2〜3月はお休みだったので
4月16日の 久しぶりの開催にも参加しました
今日のブログは そちらがテーマです

ちなみに当日のテーマは
「日本人の死生観をどうとらえるか──量的調査を踏まえて」
東京大学死生学・応用倫理センター准教授 堀江 宗正さんのレクチャーでした
その日は30分ほど遅刻したら 教室に溢れんばかりのひと
あんなに大勢だったのは 始めてだったと思います

さてあなたは 「日本人の死生観」ってどんなことだと思います?
笑わないで下さいね 当日のレジュメの「結論」には
ーー 死生観に結論なし ーー

そう あなただったら同意して下さると思うのだけれど
「量的調査」をしたからと言って
「日本人の死生観はこうだ」なんて 言えないですよね
でも 大事なことは こういうことに取り組む姿勢
そして 意識の傾向は アンケートの内容から 導き出されます

この調査は 堀江准教授が 自殺に関する研究の一環として
1000人規模のネット調査を行ったものだとのことです

例えば死の恐怖に関しては
全体では「怖い」55% 「怖くない」35%
でも年齢差で見ると 20代では71対19 なのに対し
70代では37対51と逆転したり・・・

また 宗教は信じないが 死後生を信じる層の存在や
延命や自殺に関する 調査も 興味深いものでした

そして エンディングセラピーに 一番関わりの深い設問もありました
それは 「死について家族と話すことに抵抗感が「ない」75% という数字です
ほんと?

ここには質疑応答の時間に 参加者から
「患者やその家族に向き合う現場にいる自分としては実感がわかない」
という発言もあり 発表者もアンケート対象者の違いによっては
数字が異なるだろうと いうことでしたが…
たしかに 「抵抗がない」と言えても 「では実際に行っていますか?」では
また違った 数字になるということも 考えられますね

エンディングセラピーの 目的のひとつは
「家族間 そして家族と医療従事者や介護従事者との間」の
質的なコミュニケーションの 向上です
参加して下さるかたが 増えることを願って また説明会も開催します
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その他にも 話題にすべきことは尽きませんが 今日はここまで
日曜日のことも また書けるかな
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死生学とエンディングセラピー への2件のコメント

  1. 筬島 より:

    「死生学」私も関心あります。
    「死」を無視した「生」は、薄く、頼りなく感じます。

    • cos-com より:

      筬島さま
      コメントありがとうございます。長期お休みしていましたが、またブログ再開します。
      筬島さまのブログも拝見いたしました。日常の中でこそ、考えていきたいテーマですね。

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